ヤクルトの林田哲哉球団社長が22日、球団事務所で報道陣の取材に応じ、ホワイトソックスとの2年契約が発表された村上宗隆内野手についてコメントした。

 林田球団社長は「大変うれしいことだなと思いますよ。

村上くんもそうだろうけど、ホッとしたっていうのが。球団としても決まってよかったっていう気持ちがまず第一に来ます」と安堵(あんど)の表情。「結果はそんなに急ぐ必要はないと思うんですけど、神宮でいるような堂々とした姿でバッターボックスに立ってくれたら、いいスタートが切れたって思えるんじゃないかな。彼が『死に物狂いで頑張る』と言っているので、我々は日本から応援したいですね」とエールを送った。

 総額3400万ドル(約54億円)の2年契約。ヤクルトに入る譲渡金は約10億円となる見込みだが「あまり気にはしない。それよりも彼が世界から認められる結果を出してくれるっていうことが、ヤクルトにとっても決して小さいものではない、そんな思いがありますんでね。3年後、彼の報酬が大きく伸びるんだったら、それを一緒に喜びたいなって思うレベルでいいんじゃないかな」と期待した。

編集部おすすめ