21日に行われた漫才師No.1を決める「M―1グランプリ」で21代目王者に輝いたコンビ「たくろう」(赤木裕、きむらバンド)が22日、料理人No.1を決める料理バトル「CHEF―1グランプリ2026」の記者会見にMCを務める南海キャンディーズ山里亮太と出席した。

 優勝から一夜。

情報番組など朝から多忙のスケジュールだが、きむらは「優勝してからすごいバタバタのスケジュールでなぜここにいるかわからない」と困惑気味。山里から「(王者になると)めちゃくちゃ売れる。その最初を一緒に出来ること光栄に思う」と歓迎されると、きむらは「ハリウッドまで行っちゃう」。山里も「ビバリーヒルズまで行っちゃうんじゃないか」と返し、M―1グランプリの2本目のネタになぞらえ笑いを誘った。

 今食べたいものには「うどん」(きむら)、「チーズケーキ」(赤木)。高級食材よりも現在は疲れを癒やす食べ物を求めている、王者らしからぬ発言が飛び出した。2人の料理事情を聞かれると「朝はそばが基本。豆腐を一丁入れて」と赤木。きむらは自炊をしないそうで「実家を離れると母ちゃんの料理はめっちゃ食いたくなる。(特に好きなのは)ハンバーグ」と語った。

 優勝してから仕事のオファーは100件超。芸人を始めるまでは「サディスティック・ジョーカー」でバンドマンとして活動していたきむらは「実情をつかめていないけど、けっこうビッグな仕事がある。

メディアに出させてもらうこともほぼなかった。得意不得意もわからない。とにかくなんでもチャレンジしたい。仕事は選びません」とNGなしを宣言した。

 一方の大学まで野球部だった赤木は「野球が好きなので、どこの球団でもかまいませんのでドラフトで指名していただければ。守れと言われたポジション守ります」と大きな目標が登場。「ライトをずっと守っていた。おまえは確実にセカンドゴロを打てるようになれ。どんな球でも100%セカンドゴロを打てます。50mは11秒です」と野球選手としてのプロフィルを紹介。高校ではレギュラーをつかめず、マネジャーに転身しているという。

 この日は「CHEF―1グランプリ」スペシャルサポーターに就任。

「歴代の方を見たら、大仕事をお任せいただいているんだなとワクワクしている」と笑顔。赤木も「ご飯の頂点を決める大会。これは熱い戦い。M―1の熱をCHEF―1につなげて燃え盛る大会にしたい」と意気込んだ。

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