ヤクルトの木沢尚文投手が22日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸7000万円から700万円減の6300万円でサインした(金額は推定)。
プロ5年目の今季は42試合に登板して2勝1敗、9ホールド、防御率3・40。
シーズン中に2度登録を抹消されるなど2021年以来の2軍を経験し「いろいろ自分が試していること全てがうまい方向に回った、転んだという1年ではなかったですけど、うまくいかないなりにも、その場で一生懸命、足踏みしていたなという感じの1年でした」と振り返った。来季については「本当に、絶対に優勝!!」と色紙に思いを記し「チームとして優勝絶対するんだって気持ちを持ってキャンプから入っていかないと本当に置いて行かれた1年間になってしまうと思う。監督やスタッフのみなさんもいろいろ代わったりして、チームとして転換期というか、そういう1年になると思うので。本当に、絶対に優勝するんだって気持ちをチームのメンバーみんなが持って戦っていきたいと思っていますし、その中で僕自身が成績を残すことがそこにつながると信じて頑張っていきます」と意気込んだ。
また、ホワイトソックスへの移籍が決まった村上宗隆内野手については「ここまでチームのことを考えてくれていた人間がいなくなってしまうのが本当にまず寂しいなっていうのがあります」とポツリ。それでも「本当にスワローズを代表して頑張ってほしいと思いますし、彼が僕らを心配しないように、僕らも頑張って、ヤクルトも大丈夫だよ、おまえがいなくても勝てるよってしてやりたいなと思います」とエールをおくっていた。