NMB48を23日に卒業する川上千尋が22日、大阪市内で舞台「私立探偵 濱マイク ―罠― THE TRAP」大阪公演(来年3月14日、15日・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール)に向けた取材会に出席した。

 川上が演じるのは佐藤流司演じる濱マイクの恋人・百合子役。

映画では声が出せない障害を抱えた女性として描かれており、川上は「まだ想像の面でしかわからないんですけど、例えば歌やお芝居の流れで自分の気持ちを伝えたりとかするのかなっていう想像しています。あと手話をもしかしたら使うんじゃないかなとか、新しい挑戦が多くなりそうな舞台だなと思っています」と表情を引き締めた。

 映画版を見て「愉快痛快」と評した川上。レトロ感にロマンも感じたようで「百合子さんに対しても障害を持っているんですけど、強く生きる女性。明るく強くポジティブにっていうのが、すごく胸に刺さりました。私はしんどいとすぐ顔に出ちゃうタイプなので」と苦笑いした。アイドル時代は仕事がない時期の不安がずっとあったため、卒業後すぐに舞台の仕事があるのはありがたいと話す。「明日(23日)卒業コンサートで、26日に劇場の公演も終わるので、本当に余韻ゼロで次に進む準備を同時に進めないといけないなと思っています」とほほ笑んだ。

 今後は女優を目指しており「高畑充希さんのように、舞台も映像も両立されているのが理想。まずは地に足をつけて着実に目標をかなえていくというのが私の良さでもあるので、いろんなものにチャレンジして、上を目指し続けたい」とキッパリ。大好きな阪神の選手にも見に来てもらいたいそうで「阪神愛は高まっています。落ち込んでいる選手がいたら見に来ていただければ」とアピールした。

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