金谷拓実と吉本ここね夫婦初共演　「ゴルフより緊張」愛あり笑いありの１時間　互いのゴルフの魅力とは
初めて公の場に夫婦で登場した金谷拓実と吉本ここね（カメラ・高木　恵） 画像（1枚）

　１２月３日に結婚を公表した男子ゴルフの金谷拓実（２７）が２２日、都内で行われた所属先のＳＯＭＰＯひまわり生命のイベント「健康とライフプラン、ふたりで始める第一歩」に出演し、妻でプロゴルファーの吉本ここね（２５）＝不二サッシ＝と「夫婦初共演」を果たした。

　１月２６日に婚姻届を提出し、今月３日に公表に至った２人が仲良く壇上に並び、競技、キャリア、家族の未来設計について語った。

「今日が一番緊張した。ゴルフをしている時よりも」と金谷は恥じらい、吉本は「私もすごく緊張した。いろいろ学ぶことが多くて勉強になった」と笑顔を見せた。

　スマートフォンのカメラで顔を撮影し、血管の健康状態や肌年齢、ストレス指数を計測するアプリ「ＭＹひまわり」を試したところ、吉本は健康指数１００点、肌年齢は２２歳の好スコアをマークした。直後にトライした金谷は微妙な結果に。肌年齢は４３歳と表示され「恥ずかしい」と会場の笑いを誘った。手料理について「本当にこれから頑張らないといけない。カレーライスぐらいしか…」と言葉を詰まらせた吉本に、金谷が「おいしいよ。お味噌汁もおいしい」と助け舟を出すほほえましい場面もあった。

　オフには一緒にラウンドし、シーズン中は相手の試合会場に応援に訪れることもある。「ドライバーショットが曲がらないし、距離が劣るとはいえ、そこからフェアウェーウッドでピンを狙うショットは安定感がある。そういうステディーなプレーは見ていてすごく楽しい」（金谷）「粘り強いプレー。

特にバンカーショットや上げるアプローチが上手だなって思う」（吉本）。互いのゴルフを語る姿にリスペクトがにじんだ。

　金谷は今年から主戦場にしてきた米国に、拠点を置くことも視野に入れている。この１年はホテル住まいで、まとまったオフは帰国するというスケジュールだった。「しっかり軸を構えてプレーできた方が、より安心してプレーできると思う。結婚もしたので安全面とかも考えながら、これからしっかりやっていきたい」。日本からの移動や、ツアー会場への交通の便を考慮しながら進めていく。

　ツアー本格参戦２年となる来季へ「ＰＧＡツアーで優勝を目指して。夫婦で互いに健康で、ゴルフもいいプレーができたらいいなと思う。２人で支え合いながら１年間を過ごしていきたい」。国内下部ツアーが主戦場になる吉本は「（金谷には）健康と安全第一で臨んでほしいなと思う。私はまたレギュラーツアーでしっかり戦えるように、日々の積み重ねを大事にして来季も頑張りたい」と抱負を口にした。

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