巨人の育成2年目・平山功太外野手が22日、G球場で自主練習を行い、沖縄WLでの手応えを語った。約1ヶ月間、沖縄で行われた「ジャパンウィンターリーグ」に参加。

リーグ戦では14試合に出場して打率3位の4割3分8厘、3本塁打、12打点と結果を残し「タイミングでさされなくなったのが大きかった。忘れないように残していけたら」と手応えを口にした。

 千葉スカイセイラーズから23年育成ドラフト7位で巨人に入団。内外野を守れ、長打力と俊足を兼ね備える。今季は主に3軍戦で経験を積み、56試合に出場して打率2割9分、5本塁打、26打点。2軍戦では2試合に出場して無安打に終わった。「ダメだったら終わり」と背水の覚悟で来季へ臨む。今季はけがでの離脱が多かったことを反省。来年1月からは柔軟性と強さ、しなやかな動きの獲得とスピードの向上が見込まれる初動負荷トレーニングを学ぶため、鳥取の専門施設でトレーニングを行う予定だと明かした。「来年はけがをしたら終わり。肉離れが多いので、体の使い方を一から考え直して来シーズンに挑みたい」と力を込めた。

 

 ◆ジャパンウィンターリーグ レベルアップのために実戦の機会を増やしたい、新たな契約をつかむためアピールのチャンスを求めている、など様々な目的を持った選手のニーズに応える場として、22年に設立されたウィンターリーグ。

沖縄県内で11、12月に行う。4年目の今年はドイツ、ペルー、オランダ、ポーランド出身なども含め15か国から100選手が参加し、6チームに分かれてリーグ戦を行う。NPB選手、社会人、独立リーグ、クラブチーム、大学生、海外マイナー、無所属の選手などさまざま。

 よりレベルの高いアドバンスリーグはEisa(エイサー)、Lequios(レキオス)、Orions(オリオンズ)の3チームで実施。トライアウトリーグはStrings(ストリングス)、Rocks(ロックス)、Blaze(ブレイズ)の3チームで実施している。

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