ヤクルトからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指し、ホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約54億円)で合意した村上宗隆内野手が、正式発表から一夜明けた22日(日本時間23日)、本拠地のレート・フィールドで入団会見を行った。前日SNSで「ムネと呼んで下さい」とアピールした村上だが、米国人には発音がしづらいのだろうか、現地では番記者から「ムーニー」と呼びかけられた。

 カメラ8台が並び、日米約50人のメディア、関係者らが揃った入団会見。米メディアは質問のたびに「ムーニー」と呼びかけていたが、ゲッツGMも同様に「ムーニー」と発音。首脳陣も含め、お披露目初日の現地では「ムーニー・村上」が浸透した格好となった。

 

 当の本人は「別にどっちでもいいです。意味は変わらないので」と、こだわりはない様子。日本時代から慣れ親しんだ「55」から背番号は「5」に。「新しい道を歩むところでひとつ減らして5番を選ばさせて頂きました」と村上。「背番号5、ムーニー・村上」がシカゴに定着するか。

編集部おすすめ