パドレスが22日(日本時間23日)、韓国キウムからポスティング制度でメジャーを目指していた宋成文(ソン・ソンムン)内野手(29)との4年契約を発表した。現地報道などによると総額1500万ドル(約23億7000万円)。内訳は契約金100万ドル、来季から3年間の年俸は順に250万ドル、300万ドル、350万ドル、オプトアウトしないと仮定して2029年が400万ドル。2030年は相互オプションで年俸700万ドルまたは100万ドルのバイアウトで退団となる。インセンティブ面では新人王で100万ドル、またMVP投票でトップ5に入れば年俸が上がるという。 左打ちの宋は今季144試合に出場し、26本塁打と25盗塁でキャリアハイ。打率3割1分5厘もマークし、韓国プロ野球の年間最優秀選手に選出。11月開催の日本代表との強化試合で本塁打を放った。 先月22日にキウムからポスティングされ、30日間の交渉期間が設けられていた。本職は三塁ながら、マチャドがいることもあってパドレスでは二塁を任されるのではないかと予想されている。