2027年夏のMLBドラフトを見据え、ペンシルベニア州立大に編入する仙台大の最速159キロ右腕・佐藤幻瑛(げんえい、3年=柏木農)が22日、自身のインスタグラムを更新。現在の心境を投稿した。 「このたび、ペンシルベニア州立大学で学業と野球のキャリアを続けることを非常に嬉しく思います」と書き始めた佐藤。「はじめに、仙台大学で過ごした時間に心から感謝したいと思います。コーチング陣、選手、そしてチームに深く感謝しています。ここまで支えてくれた家族、ペンシルベニア州立大学のスタッフやコーチ、代理人事務所、そしてこの機会を実現するために関わってくださったすべての方に心から感謝しています」とつづった。 その上で、「これから始まる新しいチャレンジを楽しみながら夢に向かって、全力で取り組んでいきます。今後とも温かいご声援よろしくお願いします」と結んだ。 佐藤はアマ球界屈指の速球派。今年7月の日米大学野球選手権では日本代表として、5試合中3試合で救援し、日本の全勝優勝に貢献した。NPBの来秋ドラフト1位候補に挙げられていたが、活躍の舞台を米球界に移すことになった。 ◆佐藤 幻瑛(さとう・げんえい)2004年12月17日、青森・黒石市生まれ。21歳。牡丹平小3年から牡丹平ブルーホークスで野球を始め、黒石中では軟式野球部。柏木農では3年夏、青森大会2回戦で敗退。仙台大では1年春にリーグ戦デビュー。大学選手権にも2度出場。3年夏には大学日本代表として日米大学野球選手権に出場。180センチ、85キロ。右投右打。