テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は23日、ヤクルトからポスティングシステムで2年3400万ドル(約54億円)の契約でホワイトソックス入りが決まった村上宗隆内野手が22日(日本時間23日)に本拠地のシカゴで入団会見を行ったことを報じた。
村上は会見で用意された背番号「5」のユニホームに袖を通した。
ホワイトソックスは昨年メジャー史上ワーストの121敗で借金80を喫するなど、2年連続で地区最下位と低迷。3年間で借金の合計は162と苦しい戦いを強いられている。様々な選択肢があった中で再建中のチームを選んだ理由については「難しかったですね」と前置きしながら、「僕にすごく合っているなと思いましたし、何よりこれからのチームだと思うので、これからのチームの一員になることは僕はすごく好きなので、それが決め手でした。これから、過去のことなので。負けてきたという情報は知っていますけど、過去のことなので、これからどう勝つかというのは僕もチームの一員になりますし、僕たちで話し合って僕たちで前に向かって勝ちに向かってストーリーを作り上げていければと思います」と説明した。
コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、ホワイトソックスへの移籍を「あえて弱いチームを選んだっていうふうなことなのか?」と投げかけた。これに司会の羽鳥慎一アナウンサーは「わかんないですね。強いところで出場機会が難しいよりは弱いというと失礼ですけど、チームと一緒に成長していくっていう」と返した。
さらに玉川氏は、2年契約に「もうちょっと長い契約があってもおかしくないところに2年にしているっていうことは、球団側もある意味、少しお試し感があるのかもしれないですね」と指摘し「その代わり金額は高くあってそのお金はちゃんと払いますよっていうことなのかもしれないから…。やっぱりお互いにまずはやってみるという感じなのかもしれないですね、本人も球団も」と指摘すると羽鳥アナは「すごく先を見た…もしかしたら契約なのかもしれないですね」と応じた。
玉川氏は「ここで2年間で十分な成績を出せば、もっと長い契約オファー出してくるかもしれないし、別の球団にっていうこともありえる…まさにこの2年間、勝負ですね」と期待していた。

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