俳優の吉沢亮が21日に放送されたTBS系「日曜日の初耳学」(日曜・午後10時)に出演し、MCを務める林修氏(60)と対談した。

 人気コーナー「時代のカリスマ×インタビュアー林修」のゲストとして吉沢が出演。

この日は「未公開トーク」も放送され、大ヒット映画「国宝」(李相日監督)の撮影秘話を語った。

 主人公・立花喜久雄を演じた吉沢は「(歌舞伎の)踊りが大変だったのでは」という質問に「本当に大変でした、踊りが。本当にちょっとした手の角度とか首の角度で見え方が全然変わるし、普通のダンスと違って、きつい体勢を保ったまま止まらなきゃいけない」と回答。

 どのシーンも頭から最後まで一日何十回も通しで撮影することも明かし「いやもう今ので相当やり切ったでしょみたいな。これだけやったら絶対いい画撮れたよっていう状況までいって、まだその倍(撮影が)残ってるみたいな日々がずっと続いてた。毎日限界の先をいってましたね」と過酷な撮影秘話を語った。

 さらに、未公開トークでは「1つの役に1年半役作りにかけるっていうのは、今まで経験したことがない」と告白。稽古で歌舞伎に触れていくうちに「やればやるほど、とんでもないものに手を出しているってことに気づくというか。練習すればするほど間に合わないことに気づいていく」と話すと「精神的にものすごく過酷な1年半でしたね」と当時の心境を吐露した。

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