将棋・藤井聡太六冠=竜王、名人、王位、棋聖、棋王、王将=が23日、都内で女優・のんと取材会を行った。

 2人は27日にABEMAで放送する「のんvs藤井聡太竜王・名人:年末指し納め対談」の収録で初共演した。

藤井はこの日のためにのんが主演した「MISS KING/ミス・キング」を視聴したと告白。のんの印象を「少し怖い印象があったけど、実際にお会いすると柔らかい雰囲気の方」と明かした。

 本作には将棋の棋士も出演した。棋士以外で挑戦してみたい役には「逃げ道もふさがれてしまったので厳しいですけど…ちょっと長考になってしまいました」と悩みながら「あんまりアクションが少ない役がいい。問題に立ち向かう状況にたつ役」と回答。のんは棋士の記憶力の高さを引き合いに出し「すぐにセリフが入るんだろうな」と想像。続けて「個人的には神様の役とか。大きな存在がいいんじゃないかなと思いました」と提案すると、藤井は笑いをこらえられなかった。

 今年もあと10日を切った。2025年を将棋の駒に例えるとという質問には「桂馬」。「今までとは違った戦型、指し方を試みる変化を求めた1年。トリッキーな動き方をする桂馬に近い」と理由を説明した。

来たるクリスマス、年末年始は「サンタさんが来なくなって久しいところですが、お家でおいしいものを食べながらゆっくりできれば」とジョークを交えながら予定を明かした。

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