巨人・石塚裕惺内野手(19)が「坂本ロード」を歩む決意を示した。23日、開幕1軍と坂本以来となる高卒2年目のレギュラー獲得を誓った。
強い決意が石塚の目の奥に宿った。契約更改を終えると、2年目の飛躍へ思いをはせた。イメージのど真ん中に坂本がいた。「数少ないチャンスだと思うけど、そこをものにされたのが勇人さん。僕もそこに続けるように」。同じドラフト1位入団の偉大な先輩と同じように、高卒2年目での開幕1軍とレギュラー獲得を誓った。
勇人ロードの第一歩として、1月に坂本との合同自主トレに参加する。「アドバイスをもらうことがすごく多くて。
最も学ぼうとしているのは球界最高峰の守備。坂本とキャッチボールをした際に「すごくきれいな質のいいボールを投げられていて、そこにたどり着きたいなと感じた」と一級品の球筋にひかれた。遊撃手として5度、三塁手として1度、ゴールデン・グラブ賞に輝いたレジェンドのように「味方が安心するような守備を目標に」と理想を掲げた。
今季は2軍で主に遊撃を守ったが、1軍では泉口がレギュラーに定着。球団からは「『三塁でも出られる準備を』と話を頂いた」と明かした。「自分の売りは打撃。そこを伸ばしつつ、空いたポジションのレギュラーを取りにいくぐらいのつもりで」と守備位置にこだわらずレギュラー獲得に臨む。11月から約1か月半参加したオーストラリア・ウィンターリーグでは打率3割1分8厘をマーク。着実に成長しており、アピール次第で開幕スタメンの可能性も十分にある。
高卒1年目のイースタン打率3割2分7厘は、坂本(2割6分8厘)を大きく上回る。
◆坂本のプロ1、2年目 07年に1軍で4試合に出場し、3打数1安打2打点1盗塁で三振ゼロ。プロ初出場は7月12日の阪神戦(東京D)で阿部の代走から。9月6日の中日戦(ナゴヤD)で代打で中前へ決勝2点打を放ってプロ初安打初打点をマークした。イースタンでは「3番・遊撃」に定着した。2年目は「8番・二塁」で開幕スタメンに抜てきされると、二岡智宏の故障の穴を埋める形で遊撃の定位置をつかんだ。










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