オリックス・中川圭太内野手(29)が23日、奈良・生駒市内にある犬の保護・譲渡施設「ピースワンコ・ジャパン生駒譲渡センター」を訪問した。同団体に1安打につき1万円を寄付する活動を、今季から開始。

1年目は123万円となった。「この活動で、命をつないでいけたら」と、来季はさらに“ワンダフル”な活躍を見せると誓った。

 施設内を一通り見学した後に、おやつをあげながら保護犬と触れ合った。スーツ姿での訪問だったが、「怖いイメージとは全く違う。繊細でかわいい子たちがたくさん」と、犬の目線にあわせてしゃがみ込み、時間が許す限り関わった。

 自身も2匹の犬と暮らす愛犬家。実際に保護犬と関わったことで「少しの力ですけど、やってよかった」と実感した。今季はベストナインも初受賞。30歳を迎える来季も自身のバットで尊い命を救う。(藤田 芽生)

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