歌手のGACKTが23日、東京・すみだトリフォニーホールで「魔王シンフォニー THE REVIVAL」を行った。

 4月に初開催したオーケストラとロックを融合したコンサートの再演。

何度も試行錯誤を重ね「もっと簡単にできるかなと想像してましたけど、ステージ上で音のぶつかりがあった。(調整など)やることが多すぎて、ただひたすらしんどかったです」と苦笑いしつつ「ロックの方たちにはクラシックの素晴らしさを、クラシックの方たちにはロックの素晴らしさを感じていただいて、2つの橋渡しになれば」と思いを込めた。

 これまでにない挑戦をする意図について問われると「ボクもいい年なので、やりたいことをやるんじゃなくて何か意味があること、誰かの背中を少しでも押せるようなこと、次の世代につなげられることをやらないといけない」と即答。2021年からの約1年間は病気療養も経験したことから「復帰してから自分の中でやれるところまで音楽をやるって決めた」と明かした。

 来年は全国ツアーも開催する予定。今年は体調面も含め、そこに向けて準備の一年だったといい「以前よりもパワーアップしたと思う。ボク自身もだいぶ気合が入っていますし、楽しみです」と自信をのぞかせていた。

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