ホワイトソックスと2年3400万ドル(約53億7200万円)で契約を結んだ村上宗隆内野手(25)が22日(日本時間23日)、シカゴの本拠地・レートフィールドで入団会見を行った。3年連続100敗以上と低迷するホ軍入団の理由を「僕の人生のスタートのような気持ちになれた」と告白。
村上がドラフト指名された17年のヤクルトは最下位だったが、背番号55の成長と比例してチームは急激に力をつけた。4番が定位置となった21年に6年ぶりのリーグV&日本一へ導くと、22年は56本塁打に最年少3冠王と無双。連覇の原動力となった。
責任を背負って戦うことが美学。貯金26で首位を独走していた22年7月11日。高津監督や山田ら選手ら計27人が新型コロナに感染した。ファンも動揺する中、当時22歳の村上は言った。「この順位、チーム状況のまま粘ることを約束します。(チームの)中心に僕がいることは自覚してる」。あえて公言し、自分を奮い立たせた。
「4番が打たないと、チームは勝てない」が口癖。22年10月30日の日本シリーズでは、敗退につながる落球を犯した塩見に寄り添い、「オミ(塩見)さんのせいじゃない。チャンスで俺が打っていれば勝っていた」と自らを責めた。チームの全てを背負い、チームとともに強くなってきた男。Wソックスを選択した決断に、らしさを感じた。(22~23年ヤクルト担当・森下 知玲)










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