NMB48の川上千尋が23日、卒業コンサートを、大阪・オリックス劇場で開催した。

 川上は「NMB48 川上千尋卒業コンサート ~アイドルちっひーのラストイニング~」と題し、13年間の歩みを振り返るとともに、ファンに感謝を届けた。

大の虎党でもあり、ステージセットも野球場風に。さらにオープニングにはトラッキーが始球式で登場するなど、川上色満載のコンサートとなった。川上は「トラッキー呼びたくても呼べない。夢がかなった」とにっこり。22年にセンターを務めた「好きだ虫」など、全30曲を全力でやり切った

 アンコールはプリンセス風ドレスで登場。念願のソロ曲で作詞も担当した「あいことば」を涙をこらえて披露した。川上は「時間はかかったけど、ファンの皆さんと一緒にアイドルとしての夢は全てかなえられました。幸せでした」と涙。「NMB48は人生です。アイドル、川上千尋を見つけてくれて本当にありがとう。本当に幸せな13年間でした」と、深々と頭を下げた。最後は「六甲おろし」の曲に合わせて会場を練り歩き、ファンとの名残を惜しんだ。

 川上は26日に、本拠地のNMB48劇場に別れを告げる。

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