23日放送のテレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜・後9時54分)では、政府がこの日、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の課題解決に向けた関係閣僚会議を開催。規制強化策を盛り込んだ対策を取りまとめたことを報じた。

 環境破壊の恐れがある開発に歯止めをかけて安全性や生態系への不安払拭につなげるという狙いを持つ今回の動きにキャスターの大越健介氏は「日本の再生可能エネルギーの柱となってきたのが、太陽光発電です」と話し出すと「その太陽光発電を巡って、大きな転換となりそうです」と報じた。

 その上で「2011年に福島第一原発の事故を経験した我々日本は再生可能なクリーンエネルギーの割合を増やしていくという目標を堅持しています」と振り返ると「ただ、その取り組みの過程では様々な問題に直面してきたのも事実です。政府が今回、メガソーラーへの規制を強める一方、建物の屋根への設置などへと支援の軸足を移すとしたのは環境問題などを踏まえた現実的な判断と言えますし、そのためにもペロブスカイトを始めとした新たな技術をいかに安く、安価に実用化できるかがカギを握っています」と続けていた。

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