テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は24日、東京・中央区の築地場外市場で事故につながる恐れがあるなどとして12月は観光目的で訪れることを控えるよう異例の呼びかけを行っていることを報じた。

 番組では、22日に400店以上の専門店が軒を連ねる築地場外市場を取材。

日本人と外国人の観光客で混雑する模様を伝えた。さらに「築地食のまちづくり協議会」の理事長を取材し異例の呼びかけを行った理由を、観光客による混雑で“常連客離れ”の声があり12月は買い出しに来るお客さんを優先するため、さらに事故などを防止する安全性の面も考慮したことを伝えた。一方で店によっては、観光客に来て欲しいとの声もあることを紹介した。

 コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏は、観光客の増加に「来てもらうのはありがたいことで」とし、外国人観光客について「円が安くなっているからいっぱい来ている部分、ありますよ、間違いなく。だから、放漫財政やめて金利上げたら減ります」と解決策を提言した。

 これに司会の羽鳥慎一アナウンサーは「今、年末の築地の話をしている」と困惑気味に突っ込むと玉川氏は「でも、今の政権と日銀がパンと決めたらいきなりポンと減ります。即効性があります」と繰り返し「今度、違う話題の時に」と羽鳥アナはたしなめていた。

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