大相撲初場所(11日初日、東京・両国国技館)で2度目の再入幕を決めた朝乃山(高砂)が24日、東京・墨田区にある部屋で稽古し、計11番の相撲を取った。初場所の番付発表後では初めての稽古となり、幕内・朝紅龍、朝白龍、十両・朝翠龍の弟弟子と申し合い。

最初は力を出し切れず、朝翠龍、朝紅龍の押し出され2連敗した。

 その後、元大関は朝白龍に右上手を取って寄り切ると徐々に本調子に。弟弟子の鋭い立ち合いを受け止めて右四つ、左上手を引いて寄り切るなど6勝。「いつもどおりです。12月はすでに相撲を取る稽古をしているが、まだ年末まで時間があるのでしっかりやっていく」と言葉に力を込めた。

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