ソフトバンク・藤井皓哉投手が24日、みずほペイペイドームの球団事務所で契約更改交渉に臨み、5000万円アップの年俸1億2000万円でサインした。今季は51試合に登板し、防御率1・44の好成績で1億の大台を突破。

20年に広島から戦力外通告を受け、独立リーグでのブレーを経て花開いた右腕は「戦力外になったのは全部僕の責任なんですけど、これからもそうなる選手はいる。でも、もう1回できるという道しるべではないですけど、そういう存在になれたらいいなと思ってずっとやってきた。良かったなと思います」と胸を張った。

 また、リリーフの査定基準について球団に要望。最近は登板過多を避けるために出番が減っている傾向なども踏まえ「僕は1年間1軍でやって51試合。前よりも50試合のハードルが高くなっている。価値が変わってきている部分は感じます」などと訴えた。

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