ソフトバンク・上沢直之投手が24日、みずほペイペイドームの球団事務所で契約を更改し、現状維持の年俸2億5000万円プラス出来高払いでサインした。加入1年目の今季は自己最多タイの12勝。

「いろんなことがあって簡単なシーズンではなかったけど、本当にホークスに来て内部の方々、たくさんの方にサポートしてもらった。レベルアップもできたと思うし、本当に携わってくれた全ての方々に感謝したい」と振り返った。

 日本ハムから米球界に渡り、わずか1年で日本球界に復帰。古巣の日本ハムではなく、ソフトバンクを選んだことも物議をかもしたが「今年1年でいろんな経験させてもらい、精神的にも強くなれたかなと思います。周りの声に惑わされずに、やるべきことに集中する、結果を出すことに集中することをすごく意識した。本当にあの日(ソフトバンク入団会見)から1年経って、人間的にも成長できたと自分でも思う。人生の中では濃い1年だったと思います」と実感した。

 登板を重ねるごとに自身のグッズを持って応援してくれるファンも増え「頑張りたいなと、より強く思わせてくれた」と感謝。ソフトバンクの良さは「スタッフの方が多い。すごく時間かけて見てもらえることも多かったですし、本当にありがたかったです」と語った。

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