タレントの長嶋一茂が24日放送のテレビ朝日系特番「羽鳥慎一モーニングショー 2025年をザワつかせたニュース100連発!!」(午後7時)に出演。6月に亡くなった父・長嶋茂雄さんへの思いを改めて語った。

 今年1月から「モーニングショー」で取り上げた出来事を振り返る中、6月3日に亡くなった茂雄さんの話題に。

 司会の羽鳥慎一アナウンサーに「一茂さん、半年経ちました。お父様が亡くなられて」と話しかけられると「どうなのかね。今、初めて羽鳥君に質問されて。なんか、実感がまだないというかね」と、つぶやいた一茂。

 「だって、つい、この間の事ともいえないし、どうなのかな。僕自身がもしかしたら、父親としてよりも父親の一ファンとして自分は存在していたのかなみたいな思いがあったりして」と続けると「とにかく長嶋茂雄を最後までね。演じ切って駆け抜けていって、本当に幸せな人生だったと思うし、それを理解してくれたファンの方たちがたくさんいたんで、改めて感謝申し上げたいなというふうに思うんですけど」と話した。

 羽鳥アナに「キャッチボールの時、お父さん、楽しそうでした?」と聞かれると「楽しかったんじゃない。親父はせっかちな人間だからさ。やりたくなかったら多分、10秒とかで終わっちゃうと思うんだけど、やっぱり何時間でも、俺が学校から帰ってきて放課後だから。3時半くらいから始めて。

シーズンオフしかできないから冬場に5時半くらいまではずっとやってくれたからね。口を一切きかなかった。ずっと、やってくれてたね。ボールが見えなくなって終わったみたいなところがあったね」としみじみと振り返っていた。

 一茂は茂雄さんの死去直後に「長嶋茂雄の全てのファンの皆様及び、関係者の皆様 父 長嶋茂雄が永眠致しました。父にとって野球は人生そのものであり、最愛の存在でした。長嶋茂雄が野球に捧げた人生の礎を築くことができたのは、ファンの皆様をはじめ野球関係者、スポンサーの皆様の温かいご支援のおかげです。父の野球人生は誰よりも幸せな89年間だったと感じております。長嶋茂雄は野球の星に帰りました…生前、グラウンドで残した沢山の情熱がこれからの日本プロ野球界の発展に少しでも役に立つことを父も願っていたことと思います。長い間、父長嶋茂雄にご声援を頂き本当にありがとうございました」とのコメントを発表。

 その後、6月6日の「モーニングショー」に出演し、羽鳥アナに「一茂さんのコメントが素敵でしたね。『野球の星に帰りました』っていう」と聞かれた際に「(明石家)さんまさんは、お笑いの星からきた人だけど、長嶋茂雄は野球の星から来ましたよねって。

さんまさんと昔、そういう話をしたことがあって。その時のイメージで野球の星っていうのがあるとしたら、そこから来た人なのかなと僕はずっと思ってまして。そんなフレーズを使ったんですね」と答えていた。

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