マルティネスが46セーブで最多セーブ、大勢が46ホールド+リリーフ勝利8勝の54ホールドポイント(HP)で最優秀中継ぎ投手を獲得。巨人が同一シーズンに両タイトルを獲得したのは、13、16年に次いで3度目になる。

 マルティネスは開幕から31試合連続無失点のセ・タイ記録。8~9月には球団新記録の15試合連続セーブ、98年槙原寛己の10試合連続を大きく更新。一方、大勢も4~5月に19試合連続HPの球団新記録をマーク。12年山口鉄也、13年マシソンの12試合連続を塗り替え、チームの勝利に貢献。同一シーズンに40ホールド以上、40セーブ以上の投手がそろったのは、昨年の中日以来8度目。巨人では13年以来2度目だ。

 今季、マルティネスと大勢がそろって登板したのは50試合。その試合の勝敗は42勝5敗3分けの勝率・894。5敗のうち2度はマルティネスの敗戦だったが、3度は2人が投げたあとの投手が敗戦投手。来季も高勝率で勝利の方程式を形成する。

 ▼…163ホールドはプロ野球新記録、188HPはプロ野球タイ記録。大勢が46ホールド、田中瑛、中川がともに36ホールド。

30ホールドトリオは、昨年阪神(桐敷40ホールド、ゲラ31ホールド、石井30ホールド)に次いで2チーム目。

 ▼…チーム本塁打は96本で、昨年の81本に続き100本に届かず。2年連続100発未満は51~55年の5年連続以来だった。

 ▼…岡本は69試合出場ながら打率・327。セで10打席以上の211人中最高打率だ。9月は22試合に出て80打数31安打の打率・388([本]〈4〉、18打点)。月間20試合以上では、自身の最高打率をマーク。

 ▼…先発では4、9番を除く7打順で出場の泉口の打順別の本塁打は、

打順(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)計

[本] 002-1111-6

 6本を5打順で打ち分けた。昨年の1本は9番で打ったもので、通算7本塁打ながら6打順で一発を放つ。

 ▼…キャベッジの代打成績は(×…凡打、K…三振、B…四球)

×K×[安][安][本]K[安]B[本][二][二]

 12度起用され、11打数7安打の代打率・636([本]〈2〉、3打点、1四球)の高打率。今季代打で10度以上起用された92人中最高打率。

 ▼…8月19日ヤクルト戦で72人目77度目のサイクル安打を打った丸。

1試合3長打以上は、21年10月23日ヤクルト戦で2二塁打&2本塁打で4長打して以来自身8度目だった。

 ▼…初完投はチーム46試合目で赤星が完封勝利。球団では開幕から最も遅い初完投。完封は5番目の遅さだった。完投は赤星、山崎が1度ずつの2度。シーズン完投2度は、試合数の少なかった36年を除き、10、19年の3度を下回り球団最少。

 ▼…山崎は開幕から36イニング連続無失点のセ記録を作り、その間、6登板で開幕5連勝。その後の19試合は6勝4敗で2連勝が2度と、開幕連勝の勢いが続かず。(福山 智紀)

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