年内で退社するフジテレビの藤本万梨乃アナウンサーが25日、同局系「めざましテレビ」(月~金曜・午前5時25分)を卒業した。

 藤本アナは2019年に入社。

東大医学部卒という経歴ながらも、気取らないキャラクターと明るい性格で人気に火が付くと、バラエティー番組を中心に存在感を発揮してきた。

 23年7月からは同局の看板情報番組「Mr.サンデー」で宮根誠司(62)と共にMCを担当。7月の参院選開票特番でキャスターを務めるなど、硬軟問わず幅広く活躍を続けてきた。今年8月には長年交際中の一般男性との結婚が明らかになった。

 藤本アナの退社は今月1日に発表された。その際に「入社試験の時から“どんな番組にでも対応できるアナウンサーになりたい”と志し、情報番組、報道番組、バラエティー番組とさまざまな経験をさせていただきました。会社には社会人としてもアナウンサーとしても未熟だった私を、時に優しく時に厳しくここまで育てていただき、感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントを寄せた。

 藤本アナの後任は原田葵、新加入の小室瑛莉子、高崎春の各アナウンサーが務める。

 この日の生放送での冒頭に藤本アナは、最後の出演になることが紹介され「最後まで気負わずに明るく元気にお伝えしたいと思います」とコメントした。

 エンディングで藤本アナが2019年9月から同番組を担当した6年間の軌跡をVTRで紹介した。藤本アナは「本当に振り返るといろんな経験をさせていただいて、いろんな顔をしていたなと思うんですが」とし「めざましファミリー、そして、めざましテレビを見てくださるみなさんと共に過ごす朝は、本当に楽しくて幸せな6年間でした」と明かした。

 そして「来年からはイチ視聴者としてパワーアップしていくめざましテレビを楽しみに見たいと思います。

本当に6年間、ありがとうございました」と笑顔で感謝を伝え、スタジオは大きな拍手に包まれていた。

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