X JAPANのYOSHIKIが所属する事務所「ジャパンミュージックエージェンシー(JMA)」が24日、株式会社小学館に対して提訴していた謝罪広告等請求事件について、同日付で和解が成立したことを発表した。

 JMAは2023年12月28日、小学館が出版する週刊誌「女性セブン」及びウェブサイト「NEWSポストセブン」において2018年から現在に至るまでJMAがX JAPANの各メンバーとの契約において報酬の支払いをしていない旨の記事を掲載したことに対し、名誉・信用を毀損(きそん)するものとして記事の削除と1億1000万円の損害賠償の支払いを求める訴訟を提起していた。

 この日、和解金の有無は秘密保持条項の対象になっているとして開示しなかったが、(1)小学館がJMAに対して「女性セブン」の7件の記事、「NEWSポストセブン」の7件の記事が読者に対してJMAがX JAPANのメンバーに対して報酬の未払いがあるかのような印象を与えたという指摘を真摯に受け止めること。(2)小学館が該当記事を削除し、同記事を掲載した「女性セブン」を以後紙媒体及び電子媒体を問わず販売、譲渡、及び公開しないこと、の2点を和解の概要として公表した。

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