男子プロゴルフでツアー31勝の片山晋呉(52)が、23日にS状結腸がんのため千葉市内の自宅で死去「ジャンボ」の愛称で親しまれた男子ゴルフ界のレジェンド、尾崎将司さん(享年78)をしのんだ。

 片山は25日までに自身のインスタグラムを更新。

「僕が高校生の時ジャンボさんにVISA太平洋でキャディーさせていただいた時の写真35年前になります」とコース上での当時の写真をアップ。「一週間プロとはなんぞやってのを目の前でみさせていただき、初めての経験を沢山(たくさん)させていただきました。そこから合宿でお前は身体が小さいんだから日本で一番本日を読み、頭を使ってどうやったら一番になれるか今日からやりなさいと35年前でも昨日の事のように鮮明に覚えています。また片手打ちもコレだけやればと言われ右、左と、その事だけを磨きなさい!と言われ今でもそれを続いてます!!」と振り返った。

 そして「僕たちプロゴルファーの中でのスーパースター尾崎将司!!安らかにおやすみください。ありがとうございました」とつづった。

 ◆片山 晋呉(かたやま・しんご)1973年1月31日、茨城・下館市(現・筑西市)生まれ。52歳。実家がゴルフ練習場を経営し、2歳でクラブを握る。水城高、日大を経て95年のプロテストに一発合格。98年のサンコーグランドサマーでツアー初優勝。2000、04~06、08年に賞金王。

通算31勝で永久シード保持。171センチ、70キロ。

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