Jリーグは25日、2025シーズンにおいて優れた選手育成実績を示したクラブに贈られる「最優秀育成クラブ賞」を決定し、FC東京が3年連続でJクラブ最多を更新する5度目の受賞となったことを発表した。
最優秀育成クラブ賞は、アカデミーからトップチームへの選手輩出数や、アカデミーに在籍した21歳以下の対象選手の公式戦出場時間を評価基準とし、2025シーズンにおいて最も高い実績を示したクラブに与えられる。
今季はMF北原槙がJ1最年少となる15歳7か月22日でデビューを果たすなどリーグ7試合に出場し、21歳のDF土肥幹太がリーグ21試合出場、21歳のMF俵積田晃太がリーグ34試合2得点を記録していた。
クラブ公式HP上で川岸滋也社長は「3シーズン連続で5回目となる『2025Jリーグ最優秀育成クラブ賞』を受賞できたこと、そして最多受賞回数を更新できたことを、クラブとして大変誇りに思います。長年にわたり育成をクラブの根幹に据えてきた歩みが、確かな評価として結実したものだと受け止めています。
今年度は、4名のアカデミー出身選手がトップチームへ昇格することとなりました。その他にも、世代別代表などにアカデミーから多くの選手が選出され、それぞれの舞台で活躍する姿を見せてくれています。
育成からトップへとつながる明確な道筋を示し続けることは、クラブの責務であり、未来への投資でもあります。これからも育成を通じて日本サッカーの発展に貢献するとともに、世界に挑戦できるクラブであり続けられるよう、挑戦を止めることなく歩みを進めてまいります」などとコメントした。
歴代受賞クラブは以下の通り。
2009年 浦和
2010年 FC東京
2011年 東京V
2012年 札幌
2013年 C大阪
2014年 東京V
2015年 清水
2016年 G大阪
2017年 FC東京
2018年 横浜FM
2019年 京都
2020年 東京V
2021年 柏/湘南
2022年 柏
2023年 FC東京
2024年 FC東京/長崎
2025年 FC東京

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