来季J2の湘南は25日、MF平岡大陽(23)がJ1京都へ完全移籍することを発表した。

 履正社高から湘南に加入し、J1通算106試合9得点を記録。

豊富な運動量と高い技術でゴール前で勝負が出来るアタッカーで、J2に降格した湘南からキャリア初の移籍を決断し、25年シーズン3位と躍進した京都を新天地とする。

 クラブを通して、平岡は「夢だったプロの世界へ導いてくれたこのクラブに心から感謝しています。僕は湘南ベルマーレに声をかけてもらえていなかったら、プロサッカー選手になることができていなかったと思います。

 そして今日までの約5年間、浮嶋前監督や信頼して起用し続けてくださった山口監督を始めとするコーチングスタッフ、チームメイト、メディカルスタッフ、マネージャー、クラブスタッフ、スポンサー企業の皆さま、どんなときも熱く応援してくれたファン・サポーターの皆さま、素晴らしい方々に恵まれて、かけがえのない時間を過ごすことができました。

 上手くいくことばかりではありませんでしたが、この恵まれた環境で試行錯誤を繰り返した日々は、僕にとって大きな財産となりました。

 今回、移籍するべきかどうかを真剣に悩みましたが、選手として今よりも更に成長するために、新たな環境で勝負することが大切だと考え、この決断に至りました。自分はまだまだ未熟ですが、目の前のことをコツコツと積み重ねていきたいと思います。

 サッカーを頑張っていれば、きっとまたお会いできる日がくると思います。

 その時はよろしくお願いします!

 5年間本当にありがとうございました」とコメントした。

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