◆第71回東京大賞典・G1(12月29日、大井競馬場・ダート2000メートル)追い切り=12月25日、美浦トレセン

 帝王賞、JBCクラシックとJpn1を2連勝中のミッキーファイト(牡4歳、美浦・田中博康厩舎、父ドレフォン)が、3頭併せで併入した。

 Wコースで先行した大外のミッキーマカパ(3歳2勝クラス)、強めに追われた中のサレジオ(2歳1勝クラス)に3番手から脚を伸ばして並んでゴール。

時計は6ハロン81秒3―11秒5だった。田中博調教師は「今日の動きだけで言えば、仕上がりが甘いとかそういう印象はないですけど、日々の感触的には波があった」と慎重にジャッジ。

 フォーエバーヤングを筆頭に最強4歳世代の一角を担う強豪は来年、中東などの海外遠征を見据える。「来年あたりに本格化してくるような気がするので、弾みをつけたい一戦ではあります」と指揮官。国内G1級3連勝で、飛躍の年を締めくくる。

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