12月28日の中山5R・2歳新馬(ダート1800メートル)でデビューするサルサブラヴァ(牡2歳、美浦・奥村武厩舎、父シニスターミニスター)は、素質を感じさせる一頭だ。この中間は美浦・Wコースや坂路で6本の追い切りを消化して、Wコースでの最終追いは5ハロン66秒6―11秒6で追走した僚馬に併入と意欲的に乗り込まれてきた。

 奥村武調教師は「本当にいい馬で先々は走ってくると思う。まだ幼いところがあって走ることに本気で目覚めていないが、やれることは全部やれた。乗り込み量は十分」と、秘める能力に期待を寄せる。使いつつどんどん良くなっていきそうでも、初戦から軽視は禁物だ。

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