◆東京大賞典・G1(12月29日、大井競馬場・ダート2000メートル)追い切り=12月25日、栗東トレセン

 JBCクラシック4着のキングズソード(牡6歳、栗東・寺島良厩舎、父シニスターミニスター)は坂路でダノンカゼルタ(3歳1勝クラス)と併せ馬。53秒8―12秒7で4馬身先着した。

24年帝王賞勝利後に左前浅屈腱炎が判明し、1年3か月の休養を挟み、今年10月の日本テレビ盃で復帰。今回が復帰3走目となる。「全体時計はゆっくりですが、最後だけしっかりやりました。息づかい、走りは良くなっていましたし、休み明け3回目で一番気持ちが入っている。いい状態でいけそうですね」と自ら感触を確かめた寺島調教師も納得の表情を浮かべた。

 大井2000メートルはJpn1を2勝している得意舞台。「ある程度、前につけて自分のペースで運んでもらいたい。(岩田)望来騎手も何度も乗っていますから」と鞍上の手綱さばきに期待を込めた。

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