◆第25回兵庫ゴールドトロフィー・Jpn3(12月25日、園田競馬場・ダート1400メートル、不良)

 短距離馬が集ったダートグレード競走は11頭(JRA4頭、地元3頭、他地区4頭)によって争われ、坂井瑠星騎手が騎乗した3番人気でJRAのハッピーマン(牡3歳、栗東・寺島良厩舎、父ダノンレジェンド)が、早め先頭から抜け出し勝利した。勝ちタイムは1分27秒7。

 同馬は、昨年の兵庫ジュニアGP・Jpn2を快勝。今年5月の兵庫CS・Jpn2でも2着と園田1400メートルで安定した走り。9月のサマーチャンピオン・Jpn3で4着、テレ玉杯オーバルスプリント・Jpn3で6着と結果が出なかったが、前走のオータムリーフS(オープン)を勝った勢いで、重賞2勝目を飾った。3歳の勝利は2019年デュープロセス以来6年ぶり4頭目。

 2着は1番人気でJRAのマテンロウコマンド(松山弘平騎手)、3着は9番人気で兵庫のオマツリオトコ(下原理騎手)だった。

 坂井瑠星騎手(ハッピーマン=1着)「ありがとうございます。(途中から動いていきましたが?)馬場的にもある程度いいところをつきたいなと思っていて、そんなにレースプランも決めつけてなかったんですけど、うまくいきました。(動くタイミングは?)『ここだ』って感じで行きました。(ゴールした瞬間は?)せっかくのクリスマスなんで乗りに来てよかったなと思いました。(ハッピーマンと1年ぶりの勝利について)1年前もここで勝つことができて、本当に園田が合っているんだなと思いました。(今年はハッピーなことが起きましたけど充実した1年ですか?)たくさんのいい馬に乗せていただいて、おかげでサウジもアメリカも勝たせてもらいましたけど、僕自身はまだまだなんで残り1週ありますけど、しっかり乗りたいなと思います。(暮れの大一番も?)今週土日もG1ありますので、頑張りたいと思います。

(最後にひと言と言われファンに向かって笑顔で)メリークリスマース!!」

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