「ゴダイゴ」のボーカル・タケカワユキヒデが25日、東京・台東区の浅草花やしきで行われたイベント「昭和100年、未来へつなげる in 浅草」に出演し、全4曲を歌唱した。

 昭和100年特別企画と題したステージで、まずは「ガンダーラ」を披露。

続く「モンキー・マジック」では観客と掛け合いをリハーサルしながら「山口百恵は歌わないでくださいよ」と笑わせ、「手拍子が早いと僕、ピアノ弾けなくなる」と“舌好調”。通常は曲中に32回出てくる「Monkey magic」のフレーズを48回も大盤振る舞いし「今日は終わらないぞー! 徹夜だぞ」と盛り上げた。

 MCでは、生徒会長だった中学時代の思い出を披露した。「当時は世の中にエレキ禁止令というのがあった。エレキギターを持つと不良認定される」という時代。ビートルズのコピーバンドで校内ライブをするために職員室で直談判し、先生の前で初めて歌ったという「シー・ラヴズ・ユー」を披露した。約60年前の出来事を「卒業式での拍手が気持ちよくて、いまだに(音楽を)やってる」と振り返り、最後は「銀河鉄道999」で締めた。

 イベントでは、花やしきと芸能事務所・ホリプロによる昭和100年関連施策の取り組みなどが紹介された。

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