日本相撲協会は25日、大相撲初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査(1月5日)の受検者を発表し、アリュンエルデネ・スフバット(朝日山)ら8人が申し込んだ。

 24歳のスフバットは、昨年の全国学生選手権個人ベスト16などの実績が認められて、年齢制限緩和が適用されての受検。

師匠の朝日山親方(元関脇・琴錦)によると、モンゴル出身のスフバットは高校2年時の年齢で来日も、鳥取城北高に1年生として入学。同学年とは実年齢1歳が高い中で学生生活を過ごした。専大を経て朝日山部屋に入門後は、半年間の研究期間もあったため、24歳での受検となった。

 同親方は「とにかく真面目で、専修大学には相撲ではなく、勉強で進んでいて、頭が良くて優しい子。体はそれほど大きくないが、忠実に言ったことを行動に移せる器用さがあって、しっかりやれば、十両に上がることも十分可能だと思う」と期待を口にした。

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