日本アイスホッケー連盟は25日、2026年ミラノ・コルティナ五輪に出場する女子代表「スマイルジャパン」のメンバー23人を発表した。前回の22年北京五輪から連続は12人で、初選出は11人。

米ウェズリアン大出身のハロラン麗(れい)も初の代表切符をつかんだ。

 ハロランは、2001年3月生まれの24歳。東京で生まれた後に米国へ渡り、ウェズリアン大を卒業した。身長170センチのGKで、現在はスウェーデンのイエンブロッツでプレーしている。

 2月の五輪最終予選では選出されなかったが、その後の強化合宿などでメンバー入り。12月のフランス遠征でもアピールに成功し、この日名前を呼ばれた。

 ハロランについて、DF小池詩織主将(32)は「海外で培ってきた経験、考え方をよく話すことがあって、そういうところは日本チームにとって良い刺激になっている」。カナダ出身のDF細山田茜(33)も「初めて来たときから仲良く英語で話すことが多い。ハロラン選手は海外の経験が長いことともあって、アグレッシブなキーパー。1本1本シュートを全力で止めに行くし、体勢が崩れていても次に向かってくるパックを体を張って止める意識も強い。フランス遠征で改めて見られて、すごく実感しました」と評価していた。

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