巨人・堀田賢慎投手(24)が25日、鉄壁方程式である大勢、マルティネスから得たヒントを来季の覚醒につなげると誓った。G球場では「ライデル・モデル」のグラブを使い、大勢に伝授された脱力投法を意識して練習。

「中途半端に終わるシーズンがほとんどなので、やり抜く。信念を持って良いものを作り上げてキャンプインできれば、同じような成績にはならないと思う」と覚悟を示した。

 6年目の今季は8登板で0勝1敗。「力で投げる癖」がついていた中で、オフに弟子入りした大勢から腹圧を意識しつつ体幹以外の筋肉は力を抜く方法を教わった。また、今季終盤から使い始めた黄色のグラブは守護神から直接勧められたモデルで、構造上従来の型より左手の力を抜いて動かせる利点を感じている。危機感を抱く19年のドラ1は「安定感さえ出ればインパクトのある数字は出せると思う」と“タイマル”の助言を進化につなげていく。(堀内 啓太)

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