西武・渡部聖弥外野手(23)の来季の三塁転向が25日、決定的となった。西口監督が「今のところサードでいこうかなと思っている」と明かした。
打線の軸として地位を築き上げたからこそのコンバートだ。大商大4年時は三塁手だったが、打撃により集中するため「5番・左翼」で開幕を迎えると、109試合に出場して打率2割5分9厘。指揮官は「(渡部)聖弥をサードに回すことで、外野1枠に外国人やルーキーの秋山、ハセ(長谷川)、トノ(外崎)が来るかも分からないし、いろいろな選手にチャンスが出てくる。打線としても厚みが出る」と明かした。
今季三塁でチームトップの63試合に先発した外崎はシーズン中盤から右翼での出場が増え、来季も外野出場が濃厚。渡部聖は「選手としての幅も広がると思うので前向きに取り組んでいきたい」と意欲十分だ。(大中 彩未)










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