巨人・岸田行倫捕手が25日、ジャイアンツ球場で自主練習を行い、新主将としての意気込みを口にした。

 今季はキャプテンを置いておらず、主将制度が復活することになる。

大役を任される岸田は「選手同士でちゃんと言い合えるよう、何かあった時に選手同士でちゃんとできるようになった方がいいのは間違いない」と考えを明かした。

 今季、チームは連覇を逃して3位。「負けが続いたりした時にちょっとズルズルいっていた感じはあった」と振り返る。「発信していく、もう1回まとまってやっていこうっていうのを言えるそういう立場にはなってると思うので、しっかりできるようにやりたい」。新キャプテンとして先頭に立って引っ張っていく。

 若手にも遠慮せずに発信することを求める。「そういう選手が増えれば増えるほど、強い集団になってくると思う」と力を込めた。

 岸田は序盤はベンチスタートが続いたが5月以降に徐々に存在感を発揮。87試合に出場して打率2割9分3厘、8本塁打をマークするなど攻守で奮闘した。この日はジャイアンツ球場で練習を行い、来季に向けて備えた。

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