スピードスケートの26年ミラノ・コルティナ五輪代表選考会を兼ねた全日本選手権(長野・エムウェーブ)が、26日に開幕する。女子500メートルで初の代表入りを狙う稲川くるみ(光文堂インターナショナル)は会場のリンクで最終調整。

「自分の動きが100%、120%じゃないと(代表に)入らない。120%にどこまで持っていけるかにフォーカスしたい」と意気込んだ。

 昨季はW杯第3戦で自己ベストを更新して初の表彰台に立つなど活躍したが、今季は10月の全日本距離別選手権で内転筋を痛めた影響もあり、第2戦の15位が最高と苦しんでいる。その後も腰痛に悩まされたが、フォームの修正により、改善。「W杯の時より、感覚はかなり良くなってきた。気持ちとしては頑張れそうな感じがする」と表情を引き締めた。

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