日本ゴルフ界に多大な貢献をした選手や、関係者を顕彰する「日本ゴルフ殿堂」(松井功エクゼグティブプレジデント)が、23日にS状結腸がんで亡くなった尾崎将司さん(享年78)の殿堂入りについて再検討に乗り出すことが25日、分かった。尾崎さんは13年に日本ゴルフ殿堂の前身にあたる「日本プロゴルフ殿堂」入り顕彰者の「プレーヤー部門」で選出された。

だが、本人が辞退を申し入れ、殿堂入りは見送られていた。関係者はこの日、「歴代最多ツアー94勝と日本のゴルフ界にとって偉大な功績を残された選手。ぜひ殿堂に入って頂きたく、1月から再度話し合います」との方針を明かした。「日本プロゴルフ殿堂」は10年に設立され、青木功(83)や中嶋常幸(71)、尾崎直道(69)ら50人のプロゴルファーが殿堂入りしている。

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