サッカーの元日本代表MF本田圭佑(39)が25日、都内で行われた育成年代向けに開発された4人制サッカー「4v4」の全国大会「4v4 JAPAN CUP 2025 RESPECT YOU, au」ファイナル開催後に取材に応じ、無所属が続く近況について明かした。

 24年10月のブータン1部パロFCとの短期契約を最後に無所属が続いているが、40歳となる来年に向けて新たな挑戦の可能性を問われると「あるし、オファーももらっている。

ただ自分の求めているものとかみ合わなくてですね、夏も1個のオファーを断りましたし、今もオファーが2つあるんですけど、分からないです。断るかもしれないです」と説明した。

 その理由も、挑戦を続けてきた本田ならではの思いからくるものだった。

 「プレーしたいんですけど、なんかわがままになり続けているので、やるならもっと刺激的な試合をやりたいとか、レベルはあまり求めてない。下のレベルでもいいけど、その試合が自分にとってハラハラ、ドキドキするものでないと。プレッシャーはいくらあってもいい。ダメだった時に思い切り批判されてもいいんですけど、客寄せパンダには何も魅力も感じないので悩んでいます」

 続けて「また楽しみにしていてくださいと言いながらも、この前に引退試合に出ると、膝が泣き始めるので。僕の思いと体はまた別なので、そこの難しさを40代に突入すると感じていくんだろうなと思っています」と心境を明かした。

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