大相撲の新大関・安青錦(安治川)が26日、東京・江東区の部屋で行われた朝稽古で、初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)へ向けて、ぶつかり稽古などで汗を流した。

 この日は師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)の地元・青森の小中学生が稽古に参加。

安青錦も子どもたちにぶつかり稽古で胸を出し、「稽古を頑張っていた。なかなかお相撲さんと稽古をする機会もないと思うので、それを生かして大会で活躍してくれればいいと思う。いい思い出になってくれれば」と笑顔で話した。

 前日の25日はテレビ番組に生出演。「だいぶしゃべることを考えたが、緊張はそこまでなかった。思ったより(体感の)時間が早かったので、楽しかった。なかなか生放送に出ることはなので、いい経験になった」と振り返った。クリスマスも多忙だった新大関は、クリスマスケーキをまだ食べられておらず「今日ゆっくりと食べたいなと思う」とほほえんだ。

 年内は30日に稽古を納める予定。2006年夏場所の白鵬(元横綱)以来の新大関優勝を狙う初場所(来年1月11日初日、東京・両国国技館)へ向けては「場所までにいい状態に持っていけるように」と意気込んだ。2026年の目標を問われると「目標は変わらないので、一番上を目指してやっていく」と、言葉に力を込めた。

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