人気脚本家の内館牧子(うちだて・まきこ)さんが17日に急性左心不全のため死去した。77歳だった。

内館さんが生前脚本を手がけた1992年のNHK連続テレビ小説「ひらり」でヒロインを務めた女優の石田ひかりが26日、所属事務所を通じ追悼コメントを発表した。

 「ひらり」は、東京・両国を舞台に相撲好きなヒロイン・ひらり(石田)と相撲部屋にまつわる人々との交流を描くストーリー。当時の大相撲の若貴ブームも相まって、平均視聴率は関東地区で世帯36・9%、最高視聴率は42・9%(ビデオリサーチ調べ)を記録した。

【石田ひかりコメント】

 12月22日に「ひらり」の数人で集まりがあり、内館さんにまたお会いしたいねと話していた直後の訃報を、まだ受け入れることが出来ません。

 真っ赤なマニキュアをされて、おしゃれで元気な内館さんは、まるでベティちゃんのようなかわいらしさでした。「ひらり」は間違いなく私の財産です。

 早すぎるお別れに心が付いていけませんが、ひらりはこれからも頑張っていきますので、どうか見ていてくださいね。

 本当にありがとうございました。

石田ひかり

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