高島屋堺店(大阪・堺市)が26年1月7日で61年の歴史に幕を閉じる。前回東京五輪が開催された1964年の10月4日、南海堺東駅に直結する場所にオープン。

同市では臨海地区や泉北ニュータウンの造成が進み、開店日には10万人以上が訪れる大盛況だった。

 その後は売り場面積を拡大。1984年には地上9階、地下2階建ての北側に百貨店が移転し、南側にはファッションとグルメの専門店街「UP.ル(アップル)」が誕生した。だが、郊外型の大型商業施設などに利用者を奪われ、採算が悪化していた。

 閉店を控えた百貨店入り口には、長年にわたる感謝の言葉が掲示され、「周辺の安全面を考慮し営業終了にともなうセレモニーは実施いたしません」と明記していた。また、店内では1月7日まで「堺タカシマヤ61年の歩み展」を開催。開店当時の写真パネルのほか、お客からのメッセージや思い出写真をなどを展示している。

 百貨店閉店後は、南海電鉄がショッピングセンターの「HiViE(ヒビエ)堺東」としてリニューアルする。

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