巨人は26日、東京・大手町の球団事務所で2025年の仕事納めを行った。

 仕事納め式で職員を前にあいさつした山口寿一オーナーは「来年必ず若い、新しい力が上がってくると私は信じています」と語り、リーグ3位からの巻き返しへ、ポスティングで岡本がメジャー挑戦する中で新戦力台頭を熱望した。

 来季2年ぶりのリーグ優勝、14年ぶりの日本一には若手の底上げが不可欠。

 投手では西舘、宮原、横川、堀田、井上、新加入の北浦、松浦、新人の竹丸、田和、山城など。野手では石塚、門脇、浦田、中山、荒巻、増田陸、萩尾、岡田、佐々木、浅野、三塚、新人の皆川、小浜らブレイクの可能性ある伸びしろ豊かな若手は多くいる。

 この日の山口オーナーあいさつは以下の通り。

「みなさん、1年間お疲れ様でした。今年は長嶋(茂雄)さんが亡くなられるという非常に大きな出来事がありまして、それだけに何としても勝ちたかったけれども、残念な1年となりました。来年に関しては、心配なところもありますけれど、こういう時にジャイアンツは必ず新しい力が伸びてきた。そういう歴史をこれまでも繰り返してきた。来年必ず若い、新しい力が上がってくると私は信じています。フロントとチームが心を一つにして、新しいチームを作っていくという一念で、来季ぜひ、全力を挙げてリーグ優勝、それから日本一を目指したいと思っています」

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