巨人・山崎伊織「名前を出してもらえているのでレベルアップして」初の“大役”へ決意
Ｇ球場で練習する山崎（左は小林）（カメラ・池内　雅彦） 画像（1枚）

　巨人の山崎伊織投手（２７）が２６日、阿部監督からの「開幕投手への期待」に応える自覚を語った。今年最後となるＧ球場での自主トレを終えた背番号１９は「（２６年の開幕投手に）名前を一応出してもらえているので、僕は僕なりにしっかりとしたオフを過ごしてレベルアップしてシーズンを迎えられるように頑張ります」と自覚を口にした。

　初の大役を射止める。今季は２５試合でチームトップの１１勝（４敗）、防御率２・０７とエース級の活躍でチームをけん引。１１月２７日、ともに参加したイベント中、阿部監督から「今年の勝ち頭の山崎が来年、開幕で投げてほしいという希望はあります」と言葉をもらった。昨年の契約更改後の会見では自ら大役に立候補したが、今季は戸郷が担った。「菅野さんも戸郷もいつもより緊張すると言っていた。１年うまくスタートできるためにシーズンの初球を投げるわけだから責任は大きい」と、役割は認識している。

　開幕戦は３月２７日の阪神戦（東京Ｄ）。「シーズンの１試合かもしれないですけど、チームの１試合目なのでとても大事な試合」。チームで誰よりも先にまっさらなマウンドに立つ自身を想像しながら練習に励む。（水上　智恵）

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