◆プロボクシング▽IBF世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 矢吹正道―フェリックス・アルバラード(27日・愛知県国際展示場)

 IBF世界戦の当日計量が27日、愛知・常滑市内で行われ、初防衛戦に臨む王者・矢吹正道(緑)、同級1位の挑戦者で元IBF世界ライトフライ級王者・フェリックス・アルバラード(ニカラグア)ともにクリアした。

 当日計量は階級リミットの10ポンド(約4・5キロ)増までがリミットで、フライ級の当日計量リミットは122ポンド(約55・3キロ)。

矢吹は54・9キロ、アルバラードは53・8キロでパスした。

 計量後、矢吹は「今からご飯を食べて1、2時間寝て、現地入りする」とし、「やはり昨日は不安があったが、(当日計量を終えた)今はすっきりしている。あとはリングでやるだけ」ときっぱり。アルバラードも「昨日は早く寝た。家族のため、国のため、偉大な王者に勝ってベルトを持って帰る」と意気込んだ。

 ともに右ボクサーファイター。通算成績は33歳の矢吹が18勝(17KO)4敗、36歳のアルバラードが42勝(35KO)4敗。

編集部おすすめ