◆ベルギーリーグ ▽第20節 スタンダール1―2シントトロイデン3(26日)

 ベルギー1部シントトロイデンが敵地でスタンダールに逆転勝利し、2連勝で3位をキープした。

 日本代表GK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、同FW後藤啓介、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎の日本人選手5人が先発に名を連ねた一戦。

前半20分に失点したが、同25分に相手に退場者が出て1人多い状況になると、同35分にFW後藤がゴール前の折り返しを右足で合わせて同点。後半18分には途中から出場した右サイドのDF畑大雅のクロスを右足で巧みにニアに流し込んで勝ち越しに成功した。

 このリードを守り、チームは年内白星締めで3位を維持。後藤は「2025年のラストマッチだったので勝てたことがすごくうれしい。相手が10人になったんですけど、自分の役割は落ちて、はたいて、ではなく、ゴール前でしっかり待つことだった。あまり動きすぎることなくボックス内でチャンスを伺いながら、いいボールがきたので2点とも流し込むだけでした」と話した。

 またこの日の2得点で今季8点目となり、得点ランキング首位タイに浮上。今季から加入した新天地でゴールを量産する20歳の若きストライカーは「もちろん狙っていますし、目指してはいますけど、まずはチームが勝つこと。チームが上にいけば、自分の得点ランクも上にいくと思う。素晴らしいシーズンなのでこの調子を落とさず、勝ち点を落とさない、勝ちきることを徹底していきたい」と見据えた。

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