俳優の奥野壮が27日、3作目の写真集「Journey:)」(KADOKAWA刊、税込み3630円)の発売記念イベントを都内で行った。

 前作から3年ぶり。

ファン待望の一冊で、奥野も「役者のお仕事をしていると応援していただいている方と直接お会いできる機会がなかなかない」とファンと直接交流できる場を喜んだ。一方で反響を聞かれると「ないですね」と即答。家族からは「『ください』っていうのは言われたけど、『買ってください』って伝えました」と明かし、笑いを誘った。

 3作目にして、初海外。今春5日間、シンガポールに行き「面白かった。多国籍・多文化が入り交じったような街並みだったり食べ物だったり。シンガポールだけに行ったはずが色々な国の空気を感じられた」。タイトルには「一緒に旅ができたらいいな」との思いを込め、「一人で現地の人に英語で聞いたりして」と一人旅も実施。道中の景色を自らのカメラで撮ることもあった。「友だちと写真を撮り合ったりはしていたけど、写真集として形に残るのは自分でしたことのなかったこと。やってよかった」と回想。出来栄えには「120点」と回答した。

 2025年もまもなく終わる。「自分のペースでお仕事に取り組めた年。プライベートでもやりたいことだったり、目標にしていたものを達成できたり、よい一年。(車の)免許を取れた」と満足の年。年末年始の予定を聞かれると「(来年2月に上演される)舞台(「またここか」)の台本が覚えられるか不安で、台本を覚える時間にしたい。自宅でゆったりしながらダラダラと覚えようかなと思っています」。帰省せず、来年の仕事に向けて準備する。

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